給湯器の音が気になる時はどうする?防音シートなどの対策方法をご紹介!

給湯器から低周波音が出てしまい、騒音に悩む場合もあるでしょう。隣の家と近い場合は、騒音トラブルになります。よって、給湯器から出る音の原因を知り、しっかりと対策をした方がいいのです。これから、給湯器はなぜ音がでるのかをご紹介します。

また、防音シートなどの対策方法もご紹介しますので、参考にしてみてください。

給湯器の騒音は、何が原因?

給湯器の騒音は、低周波音が原因です。低周波音とは、100Hz以下の音で、1秒間に100回未満の振動を発生させています。特に音を発生させているのは、給湯器のヒートポンプ内にあるコンプレッサーとファンです。

ヒートポンプとは、給湯器を構成している機器のことで、室外機のような箱型をしています。大気熱を取り込み、お湯を沸かす仕組みです。一般的には、貯湯タンクと共にコンクリートなどの平らな場所に設置します。コンプレッサーは圧縮機とも言われ、ヒートポンプの内部で大気熱を吸収した二酸化炭素を圧縮して、お湯を高温にするものです。

ファンはヒートポンプに付いているプロペラで、ヒートポンプ内へ大気熱を送り込みます。給湯器を動かすと、ファンが回転してコンプレッサーも動きます。その時に振動が発生し、低周波音になってしまうのです。コンプレッサーやファンは、外気温が低いと回転数も上がります。

なぜなら、水をお湯にするため、多くの大気熱を吸収しようとするからです。回転数が上がると、同時に振動数も多くなって騒音に繋がります。よって、冬場の方が給湯器による騒音は発生しやすくなるでしょう。ヒートポンプからは、低温で「ウーン」と唸るような音が聞こえます。

お湯を沸かす時以外でも、お湯の残りを確認する時やお湯を混ぜる時にも、音は発生しやすいです。熱交換器へ結露水が垂れると、「ジュッ」という蒸発音が出ます。この音は騒音になりにくいですが、給湯器が自宅や隣の家に近い場合は、騒音になる可能性もあるでしょう。

さらに、電子音が出てしまうことがあります。例えば、アラームや異常が発生した時のアラート音です。給湯器は夜中にお湯を沸かすことが多く、アラート音が夜中に鳴ってしまうと騒音に繋がります。

給湯器の騒音がないか、セルフチェックをしてみよう!

給湯器の騒音は、セルフチェックをすることが大切です。自宅内で聞こえなくても、隣の家に聞こえている場合もあります。よって、音が気にならなくても、給湯器が動いている時に直接確認してみましょう。音を確認する時は、お湯を沸かしている時なのか、保温中なのかを調べます。

騒音になると判断した時は、その時の時間帯や気温も記録しましょう。何秒続いているか、騒音が周囲に聞こえているかの確認も必要になります。自宅内だけでなくベランダや共有スペース・屋外などから聞こえるかを確認し、近所の人に騒音がないか聞いてみるのもいいでしょう。

給湯器などから発生する低周波音は、不眠や頭痛の原因になります。また、耳鳴りや動悸・イライラを引き起こす可能性もあり、それによってストレス性障害やうつ病になる人もいるのです。また、近所と騒音トラブルになる場合もあります。

特に商業施設が少ない閑静な住宅街では、給湯器の低周波音が響きやすいです。マンションやアパートの場合も、隣の家と距離が近いため、トラブルになりやすいので注意しましょう。

騒音の対処方法とは?

給湯器による騒音を防ぐためには、防音シートが効果的です。鉛などでできたシートを給湯器に貼ると、振動を抑えられます。給湯器自体の音はそのままですが、振動を抑えることで低周波音が外に漏れにくくなるのです。防音シートは自由にカットできるため、さまざまな大きさの給湯器に対応しています。

また、防音シートだけでなく緩衝剤を敷くのもいいでしょう。例えば、発泡スチロールやマット・制振材を給湯器の下に敷くだけでも、振動による低周波音を軽減できます。ヒートポンプユニットの向きを変える方法もいいでしょう。

自宅から遠ざけると、家への低周波音が聞こえにくくなります。しかし、隣の家に近づけてしまうと、騒音トラブルになる可能性があるので注意が必要です。給湯器を自宅や隣の家から5m以上離すと、音が聞こえにくくなります。

特に、隣の家と面していない方向に、設置するようにしましょう。ヒートポンプユニットの場所を変える場合は、移動する工事をするため、その手配や費用負担が出てきます。場所を変えても低周波音が出てしまうため、防音シートや緩衝剤で振動を抑える方が効果は出やすいです。

おすすめの防音シート1「日本特殊塗料防音一番オトナシート」

日本特殊塗料から販売されている「防音一番オトナシート」は、給湯器の騒音に効果がある防音シートです。300mm×400mmのシートが5枚入りで販売され、価格目安は約2000円~3000になります。厚みは、約1.5mmです。

防音一番オトナシートは、特に機械や鉄板の上に貼り付け、振動音を防ぐことができます。防音一番オトナシートの上に、クロスや壁紙、塩ビシートなどを貼っても構いません。給湯器以外にも、ヒーターやクーラーの室外機、自動車のトランクやドアに使用できます。

パソコンや洗濯機などに貼ることも可能です。防音一番オトナシートを使用する時は、ハサミやカッターで貼りたい大きさにカットします。その後、裏紙を剥がして貼るだけです。防音シートと裏紙の間には強力な接着テープが付いています。

一度貼ると剥がしにくいため、慎重に貼ることが必要です。貼った後は、中心部分から外側に向かって空気を抜きます。防音一番オトナシートは、80℃以上の高温になる部分には貼れません。貼る面の水や油・汚れを拭き取ってから貼るようにしましょう。

錆がある場合は、サンドペーパーで落とすのが望ましいです。もし、1枚で十分な防音効果を得られない時は、上からもう1枚貼り付けることが可能です。

給湯器の点検を依頼する際に気を付けたいこととは

おすすめの防音シート2「ワイドワーク防音防振制振防音シート」

ワイドワークから販売されている「防音防振制振防音シート」は、柔らかい素材でできている防音シートです。薄い鉛に特殊フィルム加工がされていて、厚さが約0.3mmのため自由にカットできます。共振周波数がないため防音機能を発揮し、錆びにくいことが特徴です。

価格目安は430mm×500mmの大きさで、約5800円~6500円になります。給湯器に貼り付ける場合は、両面テープや養生テープなどを使うといいでしょう。金属だけでなく木製のものにも使えるため、給湯器以外にも用途があります。